らぶ・れたー 切ない恋の詩(うた) -3ページ目

私の宝物

 あなたの机、座る椅子
使ったペン、作った書類

全てが愛おしくて
誰もいない昼休み
そっと触れてみる

あなたからのメール、着歴
残した留守録、貰った手紙

何度も見返したくて
そっとしまっているの

 あなたと行ったカフェ
食べたメニュー
交わした会話
笑ったり、泣いたり。

全ての記憶はあなた色で
私の宝物になっている

あなたにとっては
 友達付き合いに過ぎなくても
私にとっては
 こんなにも素晴らしい出来事

いつかあなたにとっても-
そう、共通の宝物になることを夢見て

2004/12/21

ただずっと二人きりで の裏側

これは、結局失恋をした後で書いた詩ですね。


失恋から立ち直れた理由として・・・
同じ職場の方が私を支えてくれたんです。


その人は結婚していまして、肉体関係とか、
そういうのは一切無しなんですけど、
その人の家庭の不満とか-

「愚痴りたい」と仰ってくれて。


こんな私でも役に立てることが嬉しくて。

私にとって、失恋の悲しさを忘れることができ、
私自身の自信を取り戻すきっかけにもなり、
私に頼るふりをしながら、支えてくれた。


その人とこんな関係になれたらな、
全てを投げ出してくれたらな。

そんな願望が込められています(笑


あ、でも、ただの妄想ですよ。
浮気は、周囲を不幸にするだけです。
願望はあるけど、私は浮気はしない、させない。


まぁ…「この人がもし望むなら、浮気でもいい。」と、
私の信念を曲げても良いと、そう思えた人でしたけど。

ただずっと二人きりで

 ただそっと抱きしめて
いつまでも強く、優しく

ただそっと抱きしめて欲しい
時折、会話を交わしながら

いつまでも離さないで
私が眠るまで、私が起きるまで
いつまでも永遠に私の傍にいて

 独りにしないで、独りにならないで
他に何もいらないあなたと二人ならば

いつまでもいつまでも
永遠の道を二人で歩いていきたい
いつまでも-けして私を離さないで
ただずっと抱きしめていてほしい

 何も望まない、愛も家族も無くていい
ただあなたと二人、過ごす時間だけが永遠に続けば
他に何も望まない、あなたが全てなのよ

私を抱きしめて-
ただずっと…二人きりで

2004/12/16

優しくなんて・・・無い の裏側

これはね、恋愛には一切関係ないです。


前回の「優しく…なりたい」の公開の後、
「しおん♪さんは優しいよ」って言われて、
それへの返事として書いた詩ですね。


今でも、同じなんです。

私は、優しいんじゃない。
自分がされたい事を、してるだけ。

結局、「私は私の為にやっている」んです。


よく、ボランティアで募金とかあるじゃないですか。
あれも一緒ですよ。

人が辛そうな所をみると、「自分が」悲しくなる。
「自分が」悲しくならない為に、人の手助けをする。


結局、世の中は偽善なんです。
で、私はそれで良いと思っています。


偽善反対なんていう人もいますが、
偽善だろうがなんだろうが、幸せになれるならそれでいい。


だから、私に優しくして下さい・・・(笑

優しくなんて・・・無い

 人に優しくなんて、出来ない
優しくしてるんじゃ、無い

私は、ただ、優しく「されたい」だけ
だから、甘えてみせてるだけ
他人の為に何かをするのでは無く、
自分の為に、そうしてるだけ。

 それを褒められる事は‐
まさに私の想い通りなのだけど
それでも私を知って欲しいから
あなたに私を知って欲しいから
私は、私を、否定する。

『私は、全然優しくなんてない』
だから、もっと、優しさを注いで下さい‐

2004/12/08

優しく…なりたい の裏側

う~ん、執筆日不明です。


私の記憶違いでなければ、ですが。


「ラヴレター」
「髪を切った彼女」


の間に書いた気がする。
でも、だとすると執筆日不明っていうのがなぁ。
辻褄合わないんですよ。


とすると、可能性として挙げられるのが、


その後-
結婚に至った人と出合った頃の詩だと思います。


その前提でお話をすれば、

前の結婚相手は、かなり精神的に不安定な面があって。


「私が守ってあげなきゃ。」


そんな気持ちで書いた詩だと思います。
で、結局その延長で結婚して、別れるんですよね…

優しく…なりたい

 人はそれぞれに悩み
それぞれに悲しんでいるのだから

私だって人並みに
悩みも悲しみも抱えているけれども

自分の気持ちを押し付けるばかりではなく
他人(ヒト)の気持ちを汲み取れる人になりたい

 私は愚痴も零すし嫌な事から逃げもするけど
他人(ヒト)にもそうしたい時はきっとあるのでしょう

そんな時にはただ黙って
優しい気持ちで見守ってあげたい
私がして欲しい様に
他人(ヒト)を優しく包み込んであげたい

他人(ヒト)の相談に乗るほど-
私は偉くもないし
経験も知識もないけれど

ただ-
 優しく守ってあげる事ならば、誰にでも出来るのだから

執筆日不明
2004/12/04 修正

現在(いま)を生きよう の裏側

これは…これはねぇ。


大好きな人と、私は仕事仲間として、随分仲良くなりました。
いえ。なったつもりでした。


ところが、メールで「それほどまだ仲良くないから」と・・・
言われてしまい、それまでの半年は何だったんだろう…と。


それまで、かなり仲良くなれたつもりだったんですよね。
一杯お喋りしたし、色々話してくれたし、色々話したし。


仕事と関係ない事、プライベートの事。
中には、人に話しづらい事も話してくれたし、私は…
仲良くなれたと思ってた。


全部、私の一人相撲だったんだなって。
泣いて、泣き腫らして、2日間泣いて、
もう、諦めようって思って。


この詩を書いて、最後に、せめて本気だったこと知って欲しくて

もう一度だけメールを書いたら、

 「こんなメール貰っても困る」

というお返事を貰いました。


その後、伸ばした髪をばっさり切りました。


この後の事は、7月19日公開予定の詩に続きます…

きっと、私の書いた詩の中で、一番

「気持ちが凍結された状態で書かれた」詩だと思います。


他の詩は大抵どれも、ストレートに気持ちを表現してますけどね。

現在(いま)を生きよう

 過ぎた時間は取り戻せない
過去(むかし)の恋はやり直せない
そして未来へと続くのだけれども
例え想いを断ち切りたくても
気持ちは容易に思い通りにはならない

悩んでいても仕方がない
想いを消すことなんてできやしない
忘れる事はあるけれども
それは時間のみが解決してくれる事
あれこれ考え悩むよりも、その時が来るのを待とうよ

 今はまだ苦しくとも
きっと時間(とき)が解決してくれるから
過去(むかし)に囚われるより
現在(いま)を生きよう
未来(そのうち)に現在の事で後悔しないよう
現在の事で胸がはれるように

たとえ過去への想いは苦しくとも
けして後悔したくはないから
どこまでも切ない想いではなく
これからの淡い想い出として
そっと、胸にしまって

現在を生きよう
2004/9/29
2004/11/29 一部修正

自分の足で の裏側

初期の詩として、
「ラヴレター」と「髪を切った彼女」を既に紹介していますが、
この詩はそれよりも、少し後の詩です。


どういう事かと言うと、
結局あの人は、私が躊躇している間に-
「全然違う別の人」と付き合っちゃいました(T-T


でもね。
それからも、あの人と凄く仲が良かったんです。
色々お話したりして、毎日が楽しかった。


もう、諦めなきゃ。そういう想いと、
諦めきれない…そういう悲しみ。

でも、もう私の物にはならないあの人。


「もう、逢わない。」
そういう気持ちの踏ん切りをつけた時の、詩なのです。


そういう風に、もう一度読み直してみて下さい。


これには、この詩には現れないもう一つの裏事情があるのですが、
それはまた、次の機会に。